ウルトラマンカードゲームでは、好きなウルトラマンを中心とした強いデッキを比較的簡単に組むことができます。この記事では、初心者の方でもすぐに実践できるデッキ構築の基本から、勝てるデッキの組み方まで詳しく解説します。
デッキ構築の基本ルール
デッキの基本構成
デッキ枚数: 50枚ちょうど 同名カード制限: 各カード最大3枚まで(レベル違いも含む)
カードの種類と役割
- ウルトラヒーローカード(15〜25枚推奨)
- レベル1(8〜10枚):デッキの軸となる初動
- レベル2(7〜8枚):中盤の主力
- レベル3(5〜7枚):フィニッシャー
- 怪獣カード(15〜25枚推奨)
- 相手の攻撃を受ける防御役
- 一部は攻撃にも使える
- シーンカード(5〜10枚推奨)
- ゲームを有利に進める補助効果
初心者におすすめの構築パターン
パターン① バランス型構成
レベル1: 8枚
レベル2: 7枚
レベル3: 6枚
シーン: 4枚
─────────
ヒーロー計: 25枚
怪獣: 25枚
パターン② 安定重視型構成
レベル1: 8枚
レベル2: 8枚
レベル3: 5枚
シーン: 4枚
─────────
ヒーロー計: 25枚
怪獣: 25枚
どちらを選ぶべき?
- 初心者: パターン②がおすすめ(レベル2が多く安定しやすい)
- 慣れてきたら: パターン①で高レベルの爆発力を重視
推しウルトラマン単色デッキの組み方
STEP1: メインウルトラマンを決める
初心者におすすめのウルトラマン
- ウルトラマンティガ
- バランスが良く扱いやすい
- 環境で活躍しているカードが多い
- ウルトラマンゼロ
- 攻撃力が高くわかりやすい強さ
- スターターデッキ「零のキズナ」のベース
- ウルトラマンブレーザー
- 「SKaRDを作った男」と相性抜群
- 初心者向けの強力なシナジー
STEP2: レベル1の選び方
必須級のレベル1カード(サーチ効果持ち)
- ティガ(R)
- メビウス(R)
- ガイア(R)
- ジード(R)
- トリガー(R)
効果の詳細 『登場時』効果で山札上3枚を確認し、ウルトラヒーローカード1枚を手札に加えることができる。
採用理由
- 後続のレベル2をサーチできる
- レベルアップの土台になる
- 初手で引けば試合を安定させられる
STEP3: 必須シーンカードの採用
絶対に入れたいシーンカード
「SKaRDを作った男」(3枚採用推奨)
- 効果: 山札上5枚を確認し、レベルアップ可能なキャラがいれば無条件で進化
- メリット: レベルアップ時の登場時効果も発動
- なぜ強い: 手札を消費せずにレベルアップできる
「デラシウム光流」(1〜2枚採用)
- 汎用的な除去・サポート効果
- どのデッキにも採用しやすい
「プラズマスパークスラッシュ」(1〜2枚採用)
- 攻撃力強化やトリッキーな効果
- 勝負を決める一撃に
2色混合デッキの組み方
相性の良い組み合わせ例
ティガ + ゼロ
- メリット: どちらも優秀なレベル1持ち
- シナジー: バランス型で安定した戦い
- おすすめ配分: ティガ13枚、ゼロ12枚
ブレーザー + ゼロ
- メリット: 「SKaRDを作った男」でサトウケン降臨
- シナジー: 攻撃的な展開が可能
- おすすめ配分: ブレーザー15枚、ゼロ10枚
ガイア + ジード
- メリット: 両方ともサーチ効果持ち
- シナジー: 手札の安定性が高い
- おすすめ配分: 均等に12〜13枚ずつ
2色デッキのコツ
- メインカラーを決める(15枚程度)
- サブカラーで補完(10枚程度)
- 両方のレベル1サーチ持ちを採用
- レベル3は片方に寄せる
怪獣カードの選び方
必須級の怪獣カード
バルタン星人
- 汎用性が高く、どのデッキにも採用可能
- 安定した防御性能
ゼットン
- 高い防御力を持つ
- 環境でよく見るメタカード
ベムラー
- コストパフォーマンスが良い
- 初心者におすすめ
怪獣選びのポイント
- BPバランス: 低〜高コストをバランスよく
- 効果の把握: 特殊効果を理解して採用
- 環境対応: よく見る相手に対抗できる怪獣を選ぶ
デッキ構築の実践例
初心者向けティガ単色デッキレシピ
【ウルトラヒーロー 25枚】
■レベル1(8枚)
・ティガ(R) × 3
・ティガ(C) × 2
・メビウス(R) × 3
■レベル2(8枚)
・ティガ(R) × 3
・ティガ(SR) × 2
・ガッツウイング × 3
■レベル3(5枚)
・グリッターティガ(RR) × 2
・ティガ(RR) × 3
■シーンカード(4枚)
・SKaRDを作った男 × 3
・デラシウム光流 × 1
【怪獣 25枚】
・バルタン星人 × 3
・ゼットン × 3
・ベムラー × 3
・ガタノゾーア × 2
・その他環境怪獣 × 14
強化のポイント
- レアカードの追加: より強力なRRやSRを増やす
- シーンカードの調整: 環境に合わせて変更
- 怪獣の最適化: 対戦相手に合わせて調整
構築済みデッキからの強化方法
スターターデッキ活用法
「零のキズナ」からの発展
- ベース: ゼロを中心とした構成
- 強化方向: ブレーザーを追加して2色に
- 追加カード: 「SKaRDを作った男」を最優先
「超時空の英雄たち」からの発展
- ベース: ティガ・メビウス中心
- 強化方向: どちらか一方に特化
- 追加カード: 各ヒーローの上位レベルカード
よくある構築ミス
❌ 避けるべき構築
- ウルトラマンが多すぎる(30枚以上)
- 怪獣が足りず防御が薄くなる
- レベル3が多すぎる(8枚以上)
- 序盤が不安定になる
- シーンカードが少なすぎる(2枚以下)
- 展開力不足で押し切られる
- 同じレベルに偏りすぎ
- レベルアップの連携が取れない
⭕ 強いデッキの特徴
- 明確なコンセプトがある
- カード間のシナジーを意識
- 環境に対応した調整
- 安定性と爆発力のバランス
デッキ強化の段階的アプローチ
段階1: 基本デッキ完成(予算:5,000円程度)
- スターターデッキ + 「SKaRDを作った男」追加
- 基本的な動きを覚える
段階2: 単色特化(予算:10,000円程度)
- 推しウルトラマンの全レベル3枚ずつ確保
- 基本シーンカード充実
段階3: 2色混合・環境対応(予算:15,000円程度)
- 相性の良い2色構成に挑戦
- 環境メタカードの採用
段階4: 最適化・競技レベル(予算:20,000円以上)
- レアカードの厳選
- 細かい枚数調整とメタゲーム対応
実戦でのテスト方法
テストプレイのポイント
- 初手事故率をチェック
- 10回中7回以上は動けるか?
- レベルアップの流れを確認
- スムーズに2→3とレベルアップできるか?
- フィニッシュ手段の確認
- ゲームを終わらせる手段があるか?
- 苦手な相手の把握
- どんなデッキに弱いかを理解
調整の指針
- 勝率が5割を下回る: 基本構成を見直し
- 事故が多い: レベル1やサーチカードを増やす
- フィニッシュできない: レベル3やシーンカードを見直し
- 特定の相手に弱い: メタカードを検討
まとめ
ウルトラマンカードゲームのデッキ構築は、基本的な枚数配分を守れば初心者でも十分に戦えるデッキが組めます。最も重要なのは:
- 推しのウルトラマンを軸にする
- 「SKaRDを作った男」は必須採用
- レベル1のサーチ効果を活用
- 実戦テストで調整を重ねる
まずは好きなウルトラマンで単色デッキから始めて、徐々に2色混合や環境対応へとステップアップしていきましょう。強いデッキを作る楽しさと、推しのウルトラマンを活躍させる喜びを両方味わえるのが、このゲームの大きな魅力です!


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